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主の御名を讃美します。
10期生の朴昌煥と朴多美の娘で、
在日大韓基督教会豊中第一復興教会の
牧師をしている朴栄子と申します。

今年2月に母が召天しましたので
お知らせいたします。

主にある交わりを心より
感謝いたします。

 

☆彡YoungJa Park 朴栄子☆彡
在日大韓基督教会 豊中第一復興教会
561-0804豊中市曽根南町2-1-11
Tel:81-6-6866-0922
http://toyonaka1st-revival.com
toyonaka1kccj@hotmail.com

オモニの証しを添付させてて いただきます。
皆さまによろしくお伝えください。


故朴多美(10期生)の証し

今年2024年2月22日に母、朴多美が92歳の生涯を終え、主のもとに召されましたのでお知らせ いたします。
アッセンブリー教団から出ておりましたので、直接の関わりは少なかったものの、それでも同窓の先生方や特に関西方面の先生方には親しいお交わりをいただき感謝しております。
「漁人」を見たところ、母の名簿欄に「朴多美(旧姓田中)」と記載されていましたので、こ のことを少し証ししたいと思います。
母(田中タミ)は献身する前に父(朴昌煥)と出会い、初めて接する在日韓国人の貧しい暮ら しぶりに驚きました。神学校卒業後すぐに二人は結婚し、韓国人教会のない所へということで、長崎県佐世保市へと導かれ開拓伝道をしました。そこで、養豚をしながら生計を立てている在日 の方々が集われました。
母はハルモニたちがいつも聖日の礼拝に遅れて来ることを不思議に思っていましたが、その理由が早朝に海でアサリを掘って生計の足しにするためということを知り、無知を恥じたそうです。
当時、在日外国人への社会保障は皆無で、日本国籍を持ちながら「神さまはあなたを愛してい ます」と言うのは、まるで自分だけ安全な岩の上から、びしょぬれになっている人たちを見下ろしているように感じたとのこと。この人たちと同じ所に立たなければ、福音は伝わらないと強く思い、祈りの中で日本国籍を離脱し、韓国に帰化することを決意しました。
ですから母の本名は「田中タミ」(韓国は夫婦別姓)であり、「朴多美」は後に在日教会の先輩からつけていただいた通名なのです。自慢になってはいけないから、と長い間この話を人にするなと口止めされていましたので、同じ教区の方々でも、母は在日韓国人だと思っている方が多かったようです。
高校生の時に神さまに出会ってから、熱心に主を愛し在日韓国人に仕えた生涯でした。
晩年は8年ほど認知症になりましたが、だんだんと幼女のようになり、身体でリズムをとって讃美を喜ぶ姿は出会う人々を励ましました。病も痛みもなく4人の娘たちが全員揃うのを待って、静かに御国へと旅立っていきました。主に感謝します。

2024年8月
朴栄子